花王は28日、免疫や皮膚状態など消費者の健康状態を網羅的に把握できるデータ基盤を開発したと発表した。体重や睡眠時間など一部のデータを入力するだけで1600項目に及ぶ健康状態を推定できる。花王は消費者一人ひとりにあった商品提案に活用するほか、他企業にもデータ基盤への参加を呼びかけ2023年にも事業として始める計画。まずはNTTドコモと協業する。基盤は人工知能(AI)開発のプリファード・ネットワークス(東京・千代田)と共同開発した。花王が過去の商品開発で蓄積したデータのほか、基盤構築用に1000人分のデータを新たに収集した。1600項目は身長や体重、運動頻度、ストレス状態、体臭、月経など多岐にわたる。AIの機械学習の技術を使い、一部を入力するだけで、1600項目すべてを推定できるようにした。 参照:日本経済新聞 2月22日記事より抜粋
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